人気でお得な株主優待ガイド
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◆株主優待の実施にはコストがかかる
企業にとって株主優待を実施するのには当然コストがかかります。そのコストは結局株主資本の再分配という形で支払われるため、優待を実施するのにかかるコストにも注目する必要があります。優待を実施する有効性やコストを以下に考えてみました。
◆優待食事券、優待サービス券
優待をもらった会社が経営している飲食店やサービスを提供している店(カラオケ、レンタルなど)に来店した際に使用できる株主優待券。金券ショップで換金することも可能。期限はだいたい1年くらいと決められている。
発行する会社側としてはかかるコストも低めでおさえられ、宣伝効果もあるのでお得度は高いと思われます。しかし、近所にお店が無いと使用することができません。そのために優待券にするか、他の商品にするか選択できる場合もあるようです。
◆乗車券、搭乗券
鉄道会社の株主優待では乗車券を、航空会社の株主優待では搭乗券をくれる場合が多いです。出張などでよく利用する人にはとても人気があるのと、金券ショップでもニーズが高いです。
ただ滅多に無いことですが、JALのようなことも無いとは限らないんで、業績動向と財務健全性には注意する必要があります。
◆自社商品詰め合わせ、記念品
優待をもらった会社が販売している商品の詰め合わせが送られてきます。種類は実に多様ですが、商品現物なんで換金はできません。実施する会社も送料などのコストが余計にかかると思われます。
中には株主優待限定のものであったり、記念品的なものもあるので、その企業のファンならおもしろいかもしれません。
◆金券
QUOカード、ギフトカード、おこめ券、図書券などの期限のないいわゆる一般的な金券です。もちろん株主優待とは関係なく普通に換金が可能です。優待を実施する企業からすると最低でも金券の金額分はコストがかかるので、最もコストがかさむ優待といえると思います。